ホーネンアグリを知る
品質への取り組み
Quality

良い土を作るなら、自然の土壌に学び、科学的なアプローチで。
有機物や微生物の活用」と「徹底した品質管理」が
ホーネンアグリの基本です。

  • 赤玉土(高温殺菌粒状土)
    赤玉土
    (高温殺菌粒状土)
  • 発酵モミガラの「モミライト」
    発酵モミガラの
    「モミライト」
  • スーパー緑の堆肥
    スーパー緑の堆肥
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いっさい妥協なし。
理想の原料を求めて、東へ、西へ。

培土のベースとなる「赤玉土(高温殺菌粒状土)」。その主原料は新潟県魚沼地域などから採れる弱粘性赤土ですが、赤土なら何でも良いというわけではありません。適度な粘り気、pH、水分があり、石や植物根などを含まないなど、こだわりの条件に適う赤土を選び抜いています。

培養土原料「モミライト」「スーパー緑の堆肥」も、地域の有機資源を独自技術で発酵させて自社生産しています。発酵過程から完成に至るまでの一貫した品質管理体制は、自社生産ならではと言えるでしょう。

その他、ピートモス、ヤシガラ、鹿沼土、パーライト、ケイ石など、あらゆる素材を各地から厳選し、厳しい品質管理のもとで使用しております。お客様に良い製品をお届けするために全社一丸となって、協力業者様にご助力をいただきながら原料を安定的に確保しています。

  • 昭和50年代当時の本社
    昭和50年代
    当時の本社
  • 昭和50年代の工場内部
    昭和50年代の
    工場内部
  • 発売当時のホーネンス培土
    発売当時の
    ホーネンス培土
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道なんてなかった。
土づくり一筋に半世紀。積み重ねたデータとノウハウ。

昭和40年頃までは水稲育苗はたいへんな重労働でした。当時は製品としてパッケージ化された水稲育苗用培土が無く、農家さんが自分で何トンもの土を準備するのが一般的だったといいます。その苦労は大変なものでしょう。

昭和51年、「人工水稲培土を普及させて、農家さんを楽にしたい」という想いから、約55坪の空き豚舎を改装した作業場で培土づくりがスタートしました。これが現在の株式会社ホーネンアグリの原点です。

こうしてゼロから始まった土づくりも、はや半世紀を数えます。その間、たゆまぬ勉強と研究を重ね、多くの成功と失敗を経験しながらホーネンアグリの土づくりは成長を続けてきました。蓄えられたデータとノウハウによって次々と新製品を世に送り出し、現在では米どころ新潟県内でシェア1位のご信頼をいただいております。

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100万本の苗でも「生育ムラが無い」と言われたい。
強い想いで支える、品質管理。

私たちが考える品質の良い培土とは、お客様の生産性を上げることができる培土です。健康で良くそろった苗は栽培管理に関わる生産者様の労力をやわらげ、最終的には作物の収穫量や品質向上に繋がります。これを実現するためには、植物が安定して生育できる環境を科学的に設計し、それに基づいて均質でムラのない培土を製造することが不可欠です。

ホーネンアグリでは、科学的な培土設計、微生物を応用した原料生産、原料の品質管理、製造工程内でのチェック、完成品の分析など、様々な角度から理想の培土づくりにアプローチしています。また、これらのプロセスを総合的な品質管理体制のもとで定期的に検証し、改善を続けています。

これらは全て「当たり前のこと」です。そして、ホーネンアグリでは「当たり前のことを愚直にやりつづける」ということを何よりも大切にしています。この強い想いが品質の良い培土をつくり、ひいてはお客様の事業発展にまで繋がっていくと考えているからです。

  • 改善活動の表彰
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改善が当然の日常。歩み続ける進化の途上。

ホーネンアグリは、生き物のように日々変化しています。改善、改善、また改善。製品やサービスの質を上げるために、作業手順が改善され、その手順が見える化され、更にもっと良い方法が考案される。このような事がごく日常的に、淡々と、当然のように続けられています。

じつはホーネンアグリには改善活動を奨励する社内制度があり、毎日の改善が習慣となっているのです。社員の一人ひとりが創意工夫しながら「もっと良い方法」「改善の余地」がないか、タカの眼で探しているとお考え下さい。全社員が日々、それぞれの現場で業務改善を行い続けたら、いったいどれだけの変化が生まれるかご想像いただけるでしょうか。

商品のパッケージは変わらなくても、その中身と品質は日進月歩で進化を続けています。お客様満足の追及のために、ホーネンアグリはこれからも変わり続けていきます。