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新登場!トリコデルマ菌配合イチゴ用培土 ~ご採用事例~

ほぼ全てのイチゴを直売で売り切る凄腕生産者

皆さんこんにちは!株式会社ホーネンアグリ営業部の杣木です。今回はお世話になっているお客様のご紹介です。千葉県東庄町でとっても甘くて美味しい!イチゴを栽培されている「鈴木いちご園」様についてお話しさせていただきます。鈴木いちご園様は総面積約80aで約6万株を栽培されており、生産したイチゴは、なんとほぼすべて直売されるそうです! 周りの生産者様が「鈴木さんはあの面積をすべて直売で売り切るのだから、よっぽど味がよくないとできないよ!」と称賛されるほどの凄腕生産者様なんです。

土づくりにトコトンこだわったイチゴ栽培

土づくりにもこだわりがあり、最初お会いしたときに「こんなに土を作りこんでいるのか!」と驚いたのをよく覚えています。最近では良質なもみ殻堆肥を自作し、圃場に投入することで物理性・生物性・科学性の向上も行っておられます。弊社の発酵モミガラ製品といえばモミライトですが、こちらも親株の植込み圃場に投入していただいています。また、微量要素や土壌中の不溶化した肥料成分を植物が活用しやすくする目的で、水溶性腐植酸のキレート効果に特化した資材「アクアフミンペレット」もご採用いただきました。

理想の培土が欲しい!

これほど土に詳しい鈴木様ですから、イチゴの育苗用培土もご自分で調合されたものを使われていました。ですが、培土の配合にはかなり労力がかかるうえ、なかなか納得のいく理想の培土にならず悩んでおられたそうです。鈴木様が培土に求めておられる要素は、なんといっても保水性と排水性のバランスでした。ハウスは、特に育苗時期に高温多湿になりやすいため、水持ちがよすぎる培土は苗の徒長を招きやすく、逆に水はけが良すぎる(乾きすぎる)培土は水やりの作業が増えて労力がかかります。つまり、「水はけが良く、そこそこ水持ちする理想の培土が欲しい!」、培土選びが要というわけです!

イチゴの育苗を変える培土

そこで、弊社から鈴木様のご要望に合った園芸培土をご提案させていただきました。現在では「ホーネンアグリの培土は基本的に一日一回の水やりで丁度よいバランスの良い培土」とご評価いただいております。また、こちらの培土は軽量タイプのため、持ち運びも従来と比べて楽になったそうです。 更に、昨年度からは新製品のトリコデルマ菌を配合した培土のご提供を開始いたしました。このトリコデルマは生育促進と病害抵抗性が高い菌株として注目されており、鈴木様からも「今年は例年に比べると病気の発生が少ないように感じる」というお声をいただきました。 ぜひ皆様も、ホーネンアグリのイチゴ用培土をお試しください。物理性、化学性、生物性、お客様のあらゆるご要望にお応えできる培土をご提供するよう、今後も研究開発に努めてまいります!

株式会社ホーネンアグリ 営業部 杣木裕

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